HAKKO FG-100のまんまパチ物。
ネットを調べると PLCC44のランドが付いてるCOB基板のものと
今回分解したタイプのものがあるらしい。
STM32ハンダステーションを CFW化して温度校正するつもりでボチってみたけど
ちょっとこいつは信用できないかも。
計測機器というのは「校正された精度」を買っているのであって、得体の知れない
もんを買ってしまったら元も子もない。というか、安物を買うということは
そういうことだと承知の上でボチること。
基板をドライヤーで煽ると一応温度表示が上昇するので、ゼロ点補償は付いているっぽい。
空きランドに校正用のトリマが付くようになっているので、取り付けてみた。
R1を除去し、R9, R10に 4.3kΩ、VR1に 1kΩのVRを追加すれば良い。
校正は電圧発生器か分圧回路で 20.64mVキッカリを熱電対端子に印可して、
表示が500℃に現在気温を足した値になるように調整すれば良い。
