ec2-3-236-112-101.compute-1.amazonaws.com , 145272nd | 2000/03/29 UPDATED |
※データリンクソフトD003(V1.0.0.4)は、バグもしくはその仕様のため、システム(Windows98/95)に重大な障害を起こす恐れがあります。 使用後は速やかにシステムを再起動する事をお勧めします。 同機能のソフトが発売された場合は即刻その他社製ソフトへ乗り換えるべきです。 なお、この障害は加島の妄想なのかも知れませんが、オカシイことは間違いなさそうです。 |
D208は、1パートあたり256音(※ステップ、4拍子+分解能1/16ならば最大16小節)が3パート(3重和音)、パート個別に3段階の音量調整、全パート共通のテンポ、音色が指定できる。 音符の最大分解能は 1/16、音の高さは5オクターブである。 登録できる曲数は、純正メロをつぶしてしまえば20曲入る。
1曲分のメモリー容量は、最大分解能 1/16でデータを作ったならば、16小節分しか入らないが、ドコモは30秒以上呼び出し音を鳴らすことはできないので、余り長い曲を入れても意味が無いだろう。
私の通常の編集方法は、一旦 XG-Worksなどの譜面編集ができるタイプのMIDI編集ソフトへ読み込ませ、編曲してから、楽譜表示させ、それを手入力している。 ちまたにあるドレミファなカタカナで入力する着メロ※支援ソフトなんぞは全く意味のないものだ。 MIDIになって鳴ったところで、どうせ手でセコセコ携帯に入力しなければならないのだ。
MIDI→着メロ※ファイル(仮)→携帯E-Mail or ケーブル転送、などのスマートなデータ転送が実現できないかぎりソフトなんか作ったってムダだ。
ここは是非とも iメロディや、skyメロディの配信方法を公開して欲しいところ。
[うそをつけ!]
説明書に書いてあるテンポは大ウソである。 実測では、6番のテンポだと4分音符あたり約152BPM、4番で 108BPM、3番だと 94BPMだ。 いったいどうなってんだ。
さて、
[分解能の最適化]
最大 1/16でしかプログラムできない着メロ※を有効に使うために、曲のスコアを見て音符最小長を着メロ※の1/16の長さを基準にして音符長を再構築したりする必要がある時もある。
例えば、テンポ 160で 16分音符の音の長さは、テンポ 80の時の 32分音符の長さと等しい。
残念なことに、三菱系ハモメロ※では3連符がダイレクトに表現できない。 が、分解能を工夫することによって擬似的に表現することができる。
1拍で3つ均等に音がなればよいので、付点4分音符分の長さを1拍として、テンポを1.5倍すれば、8分音符の長さは、4分音符長3連符の1音の長さになるわけだ。
[曲の選択]
「あの曲好きだから入れちゃえ」と言うのは少々間違いがあると思う。 今現在の着メロ※性能は、初代ファミコンにも劣る訳で、せいぜい20年前のテーブルゲームか電話の保留音並なのだ。
このピッコロパッコロサウンドに似合う曲というものがあるだろう。
だがしかし、ムズい曲を狭い中へ押し込むのも腕の見せ所というものだ。
[音の高さの調整]
D208の場合、5オクターブもあるのでほとんど必要ないが、場合によっては、オリジナル曲の最低と最高の音階が5オクターブに収まるようにtransposeしなければならないだろう。
[全休符はもったいない]
パートの音量配分によっては使えないが、全休符はもったいないので必要なオカズをすかざす入れるべし。 着メロ※は「3和音」しかないのだ。
[楽譜そのまんま入れるな]
4分音符をいれるにしても、16分音符+付点8分休符や8分+8分休符など、音に弾みをつけたり、リタルダンドを表現するために、8分を、付点8分として入れたりするなど、表現を駆使しなければならない。
[パート音量テク]
フォルテシモなどの表現を使いたいときには、パートA=音量A, パートB=音量B, パートC=音量Cとかに設定して、パートで境界を区切らず、フレーズごとに適正音量のパートへプログラムして表現してみよう。
[ルーパブルなフレーズ]
着メロ※は何度も繰り返し演奏される。 したがって、最後のコード進行が最初につながるよう編曲するか、そんなフレーズを選ばなければならい。
ただし、終わりのフレーズがキモチいい曲もあるので、その場合はこの限りではない。
[デジタルディレイ]
主メロとそっくり同じメロを別パートに作り、適当にずらして音量を絞ることによって、ディレイ(エコーって言ったら解る?)の効果を出すことができる。 昔のゲーム音楽で良く使われていたテクだ。
ディレイ時間は、メロのビートと微妙にズレていないとうまく効果を得ることができない。 8ビートの曲で8分でズレを入れても、ただ聞き難いだけだ。
接続ケーブルは他社製のケーブルでも通信できる(と思う)。 すでにどこぞのソフトに付属しているケーブルを持っている場合はデータリンクソフトだけ買ってみて、とりあえず試してみよう。
ソフトの仕様上、登録番号はまちまちになってしまっているので、必要があれば本体のバックアップを取ってから、ソフトに読み込み、単データ転送をする。 なお、D502へ転送できるかは、未確認である。
他社製携帯でも、三菱製ハモメロ※機(J-D02、TD01など)なら、着メロ※仕様がほぼ同じであるので、手入力を使ってそのまま登録することができる。
本ページでは試聴用にイヤフォン端子から録音した mp3ファイルを掲載している。 MIDIファイルはサイズが小さくて良いのだが、音色が違いすぎる。 MIDIファイルでの再生はメロディーのデバッグくらいにしか使えない。
[手入力表の見方]
携帯電話上の編集画面を模して表記したものである。 音階文字の下の3桁の数字はステップ数で、1ステップは16音符の長さを表している。 D208では、この番号が液晶に常に表示されるので現在入力しているステップ番号と音階を比べることによって入力ミスを防ぐことができる。
音階のすぐ右上の数字はオクターブで、範囲は1〜5である。 右下には、半音記号が表示され、#(シャープ)か、♭(フラット)がくる。
「−」の音階記号は、タイ(tie)を表す。 直前の音階が継続して鳴り続けていることを表す。
「□」は休符である。
データーリンクソフトで作成した dlmファイルを html形式に変換するツール。
へんてこなデーター構造なため、構造作成者の意図が解らなかった。:(^^) ゆえに、致命的なバグがある可能性があり。
dlmのデータ構造については、同包のソースファイルを参照のこと。
ソフトから楽譜入力は、ネット上の dlmファイルを入れる場合以外は使わない方が良いだろう。 新しい曲は電話機から入力した方が良い。
これなら、マトモなデータリンクソフトを使って、パソコンで作ったスペシャルな waveデータを転送すればよい。 音色や分解能もへったクレもなく思った通りの着メロ※が作れるハズ。
もちろん、アホタレの作る携帯に付いているタコシーケンサーも使う必要はない。
よくわからん記号をチコチコ入れて音が出るのが面白いのよ、なーんて考えもあるが、それにしてはシーケンサー性能が無さすぎだ。 あと2年遊ぶには次の機能は必要だ。
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