Dジェトロコンバーター
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216.73.216.121
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34162nd
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1996/04/23 UPDATED
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Dジェトロコンバータとは
エンジンの電子燃料噴射制御をする際に、エンジンがどれだけ空気を
吸ったか検出する必要がある。 旧世代制御では、Lジェトロと呼ばれる
エアーインテークにわざわざフタを付けてその動きを検出したり、流入
により熱線がどれだけ冷えるかを検出したりしていた。 近代制御の
Dジェトロでは、吸気管内の圧力と時間当たりの回転数を検出し、それを
元に、エア吸気量を推測するものである。 吸気管に抵抗物が無いために
吸気効率を良くき、大きな検出ユニットを必要としないため吸気管の
取り回の自由度が増すというのがDジェトロの特徴である。 逆に、関数
による論理推測であるため、吸気管効率(長さを変えたとか)が変動する
度に係数をリファインしなければならないという難点もある。
そこで、Lジェトロ型エンジンにおいて、Dジェトロと同じく吸気管
圧力と回転数からLジェトロの吸気センサー(MAFS)出力をエミュレート
し、MAFSを除去して吸気効率を向上させれば、エンジン出力をパワーア
ップできるはずである。 その際のエミュレータが、このDジェトロ
コンバーターである。
基本計測
Dジェトロ制御に結構重要なのが、伝達関数の作成である。 そのために
データーロガーによる基本計測を行い、簡単な推測
を行った。
回路図
デジタル部(暫定)
アナログ部(暫定)