カーステ・カーナビ取り付け記
RX-7にインダッシュモニタのカーナビCN-DV3300GSDをと1DINカーステを取り付ける
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2000/11/09 UPDATED
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(c)2000 かしま
総評
チョー、超〜面倒である。 エアコンパネルを外すのにメーターパネルを外さにゃならんなんて、なんてこった。
コンソールにつけるDIN部分なんて、もうちょっとどーにかならんのかね。;(^^)
でも、外国車に取り付けするよりよっぽど幸せなのかな。
(DV3300GSDについて)
感想としては、単に画面がVGAの高精細って言うだけって感じだ。 ダッシュボード付けタイプのものの性能は判らないのだが、とにかくTVチューナーの感度が悪すぎである。 TVの映りも評価に入れたいのであるなら、このナビ(モデル)はおそらく上位にランキングされない。
要するに、パナソニック製のインダッシュ型モニタではTVを見ることができません。 この感度の悪さは映ったうちに入りません。
画面スクロール・書き換えも、ぶっ飛んだ程速くはない。 前に使っていたV900に比べれば断然高速であるのだが、近年のゲーム機・パソコンの技術からすると眠くなるようなスピードである。
スピード重視ならやっぱりSONYなのか??
取り付けキット
今回使用したキットはJFC製 KJ-T20D(7,500円)というものである。 他にもカーステメーカー(ソニーなど)からも似たようなものが発売されている。
マツダのコンソールスペースはトヨタや日産の金具にネジ止めタイプと違って、化粧パネルのすぐ裏にある枠と、奥側にある板金にあいた穴に棒を引っかけて支持するタイプである。
DIN型のカーステを取り付けする場合は、市販の取り付けキット(3,000円(1DIN)〜7,500円(2DIN)がなければ取り付けができない。
マツダのカーステの固定方法は奥側の板金を使うため、取り付けられるコンポ本体のの奥行きは 160mmという制限がある。
純正コンポの外し方
純正コンポは、両端の隠し蓋を取ると開いている穴へ棒を挿し、ロックを外して引き抜く。
取り付けキットを買うと、丁度良い引き抜き棒が付属しているが、クリーニング屋でもらえるワイヤーハンガーを切ってUの字に加工しても使える。
取り付けキットの金属枠取り付け
この会社の金属枠は、コンソールの枠を少し削らないとキツくてスムースに入らない。 また、四隅を埋める化粧枠もインダッシュTVが当たる部分の横側を多少削る必要がある。
また、金属枠の固定は、金属枠の台形のツメを外側に曲げて固定する。 いつか金属枠を取り外す場合、きっと苦労するに違いない。
ハーネスの加工・カーステ取り付け
加工した写真を撮り忘れてしまった。(爆) カーステの後ろ側に付けるコネクタのついた変換ハーネスであるが、余った配線を束ねておくスペースが無いので、できるだけ短く切り、半田付け接続、熱収縮チューブにて絶縁する。 カーステのコネクタに付いているヒューズなどは取ってしまうくらい省スペースにしないと、コンソールの中にカーステが収納できない。
なんせ、奥側のスペースがギリギリであるため、配線の「逃げ」を確保しながら収納しなければならない。
ダッシュボードの裏側から手を入れて逃げを作りながらできれば良いのだが、その隙間すらなく、エアコンの操作パネルを取り外し、そこから手を入れながら、うまいことユニットを収納する。
エアコン操作パネルを外すには、メーターパネルも外してからでないと、操作パネルの隠れネジを外すことができない。
配線の取り回し
トランク、後部座席の内張りをすべてひっ剥がして、配線を取り回す。
車速信号などの配線
車速信号は、発煙筒ホルダーの裏側にあるECUから取り出す。 マツダの電気配線図には車速信号がどれだか記載されていないが、下記の線が車速信号線である。
後退・イルミ信号は、右後部テールランプのあたりのコネクタから分岐カプラーを使って取り出す。
ナンバープレートの方向に延びるハーネスの赤い線が後退ランプ、赤地に黒ラインの線がイルミ信号である。
ナビ本体の取り付け
工具入れの部分を加工して横向きに収納するとスッキリ格好良いのだが、加工はなんだか面倒そうなので、燃料タンクの上側の辺りの隅に取り付けることにした。
長さの余った配線は左テールランプの隙間に詰めてしまうことにした。
ナビの取り付け金具は、ネジ止めか両面テープで貼りつけのどちらかであるが、取り付け面が平らでなく、両面テープの充分な張り付け面積が確保できないため、ボディに穴を開けてネジ止めとすることにした。
4.5φのキリで穴を開けるが、板金の反対側には燃料タンクがあって、3〜4センチ程しか隙間が無いので、タンクに傷を付けないように気を付けて穴をあける。
アンテナ
TVアンテナは後部ガラスの上の方、GPSアンテナは屋根の後方中央に配置、ビーコンアンテナはダッシュボード中央に配置した。
TVアンテナの線は後部側面トリムの内側を通し、シフトレバーの横を通りチューナーへ配線。
GPS線はトランク左側カバーの内側からナビへ、ビーコン線は、ダッシュボードとフロントガラスの隙間から左側のECUの近くを通し、車速線と一緒にドア下側プレートの裏を通しナビ本体へ配線する。
※ TVアンテナは付ける必要は無いかも知れません。 なぜならTVは映らないから。