掘っ建ての事務所に電話を置くならビジネスフォンの中古セットを自分で
設定して使うのがお得だ。
ちなみに、オプションのIP電話機(純正)を使うには、VOIPUスロットに VoIPモジュールを付ける必要がある。
でもって、社外品のIP電話では、何やらシリアル番号でアクティベーションしてキーコードを入手しなければならないらしい。
CPUは、NXP MPC8248でPowerQUICCという PowerPC系のCPUだ。
メモリは Flash 128MB, SDRAM 128MBが載っててマザボには CODECやDSP系の
コントローラがぽつぽつ搭載されている。
PORT1～4の拡張コネクタに、ISDNやらアナログ回線(COI)、子機I/F(DCI)を
指定のスロットに挿入して使う。 スロットはどれも同等ではなくて、
挿入できるカードの種類とスロット番号が決まっている。
設定は内蔵 Webか、子機のプッシュボタンでコマンドを入れて行う。
工事保守マニュアルは必須で、それでも用語や雰囲気を知らないとかなり難解だ。
その手の設計では鉄板なのだろうが、COI拡張カードの、隣り合ったトランスが
90度ずれて載っているのがイケてる。 磁界が混じってクロストークしないように
しているわけだ。
