2023年5月2日(火) かしまの分解天国 (LCR-T7 中華トランジスタテスタ クローン)
・LCR-T7 中華トランジスタテスタ(クローン)
ATmega644入りの予定だったが、中身は ATmega328P版だった。売ってる
クローンが 644入りかどうかはガチャだなこりゃ。
ネットに落ちてる ATmega644版の回路図だと、電源制御に専用の8ピン
マイコン STC15が付いてて ATmegaのスリープをON/OFFする仕掛けになって
いるが、ATmega328系だとピン数が足りないので制御はオリジナル(モノクロ
LCDのやつ)と同様アナログ構成となっている。
ちなみにこの中華版ATmega328、ISPが MOSI/MISOの SPIではなくて、
SWD方式の LadiunoISPなるポッドを使わないと ISPできない。
また、面倒なことにSWDからchip IDなど読出し操作を行うとセキュリティロックするのか
元のファームが起動しなくなるので注意。
U9とU8のマーキング AMBの SOT23-6パッケージのチップは LN2220PAM step-up
DC-DCで、リチウム電池の 3.7Vから、コレクタ電流検査用の電源 46Vと、
ロジック用の12Vを生成している。
U1 LogicGreen LGT8F328P (中華版ATmega328p)
U2 TL431 電圧リファレンス
U12 FM9017R リチウム充電制御
U8, U9 LN2220PAM step-up DC-DC
U7, U13 SS8050-G NPNトランジスタ
U6 SI2301 Pch MOSFET
D1 SML4735 6.2Vツェナ
D2 SRV05-4 TVS Di
D5, D7, D8 1N5819W
D9 BZT52C5V6S 5.6Vツェナ
P1 ISP端子 1-SWC 2-SWD 3-RESET 4-GND 5-5V
絶対位置 1143 - 1143 |