2023年5月11日(木) かしまの分解天国 (浩祺 LCR-TC2 中華トランジスタテスタ クローン
・浩祺 LCR-TC2 中華トランジスタテスタ クローン
引き続き ATmega644ガチャにぶっ込むべく LCR-TC2の型番のをボチってみたが、
今度もハズレを引いたっぽい。
基板にある「浩祺」のロゴは ATmega644付き基板のものと同じシリーズなので、
大陸で ATmegaチップが入手困難となっているとかそういうのが原因なのかは
知らんが、現バージョンの T7-PLUS V2.0基板は中華ATmega(LGT9F328P)に
グレードダウンされてしまっているようだ。
先日分解した LCR-T7とは電源制御周りのポート接続が少し違う。 ショートピンを
付けて起動しても、キャリブレーションに入らない。モードが無効になっている模様。
ファームを日本語化するにはビットマップのためのメモリが 32KBだと足りない
ので、ATmega644とかの 64KB版が欲しいのだけど、QFP32だと ATmega64M1で
代用か?とも思うが、電源ピンはちょい修正でいけそうだけど、SWDのISP端子は
配線は全然使えない。
2023年5月2日(火) かしまの分解天国 (LCR-T7 中華トランジスタテスタ クローン)
・LCR-T7 中華トランジスタテスタ(クローン)
ATmega644入りの予定だったが、中身は ATmega328P版だった。売ってる
クローンが 644入りかどうかはガチャだなこりゃ。
ネットに落ちてる ATmega644版の回路図だと、電源制御に専用の8ピン
マイコン STC15が付いてて ATmegaのスリープをON/OFFする仕掛けになって
いるが、ATmega328系だとピン数が足りないので制御はオリジナル(モノクロ
LCDのやつ)と同様アナログ構成となっている。
ちなみにこの中華版ATmega328、ISPが MOSI/MISOの SPIではなくて、
SWD方式の LadiunoISPなるポッドを使わないと ISPできない。
また、面倒なことにSWDからchip IDなど読出し操作を行うとセキュリティロックするのか
元のファームが起動しなくなるので注意。
U9とU8のマーキング AMBの SOT23-6パッケージのチップは LN2220PAM step-up
DC-DCで、リチウム電池の 3.7Vから、コレクタ電流検査用の電源 46Vと、
ロジック用の12Vを生成している。
U1 LogicGreen LGT8F328P (中華版ATmega328p)
U2 TL431 電圧リファレンス
U12 FM9017R リチウム充電制御
U8, U9 LN2220PAM step-up DC-DC
U7, U13 SS8050-G NPNトランジスタ
U6 SI2301 Pch MOSFET
D1 SML4735 6.2Vツェナ
D2 SRV05-4 TVS Di
D5, D7, D8 1N5819W
D9 BZT52C5V6S 5.6Vツェナ
P1 ISP端子 1-SWC 2-SWD 3-RESET 4-GND 5-5V
・MPLAB XC16 v2.10 所要時間 30分
・4D Systems Workshop4 IDE v4.8.0.19 所要時間 20分
2023年4月22日(土) かしまの分解天国 (BSIDE ESR02 Pro トランジスタテスタ)
・BSIDE ESR02 Pro トランジスタテスタ 3,600円
誰かが Arduinoで作った作品をテスターのプラケースに入れてそのまま売ってるみたいな感じのやつ。
拡張版のカスタムファームを入れると、メニュー設定画面が出て簡易SGやら
抵抗測定やらの機能を選べるようになる。
書き込みは、中の基板にヘッダピンを立てて、Atmel ICE + avrdudeなどで
行う。
関連リンク http://radio3p.ru/viewtopic.php?t=626
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