ec2-3-129-195-254.us-east-2.compute.amazonaws.com , 31891st | 1999/09/22 UPDATED |
テキトーに作るんだったら、ちょっとは遊べるように hacking readyな作りにしておいて欲しかったな。
で、デコーダチップにはトーンコントロール機能が付いているのに、使わないとはもったいない。
あと、早送り、巻き戻し機能は要るよね。 MP3に Fwd/Rewが無いんだったら VQの方が全然良いよ。
案の定デエファンシス端子(#8ピン)は有効(Hi)になっていた。 デエンファシスとは、録音時にあらかじめ高音を強調して(プリエンファシス)からデータにして、再生するときに強調された高音を抑制する事によって元の周波数特性を復元するというものである。 高音強調してデーターにするとダイナミックレンジが増大するそうだ。
ところが、プリエンファシスのかかっていないデータをデエンファシスすると、単に高音を絞った音になってしまうワケである。 また、プリエンファシスのかかったデータをデエンファシスしないとシャリシャリした高音が強調された音になる。
デコーダSTA013の出力がプリエンファシスされている(恐らくそれは無い)かされていないかはともかく、デエンファシスをオフして高音部を増強してしまうことにする。
デエンファシスをオフするには、DACの #8ピンを GNDに落としてしまえば良い。 ピンのハンダを吸い取り線で吸い取ってから、カッターの刃先などではんだごてを当てながらピンを跳ね上げる。
そうして、極細のウレタン線で、GND端子(#9ピン)に落とせば完了だ。
また、ヘッドフォンアンプの LPF(16KHz)のコンデンサー 1000pFも特に要らないので除去する。
まぁ、なんだかんだ言っても、PCで再生した音の方が良く聞こえる。 これが、デコーダーST013の性能なのであろう。
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