2018年12月24日(月) かしまの分解天国 (Micro Player Retro Arcade)

・Micro Player Retro Arcade

筐体の分解は両側面の板に貼ってあるシールの裏にねじが隠れている。外す場合は、
ドライヤーでシールを剥がすか、ねじ部分に切れ込みを入れて回して外す。
後は背面のねじを外せばパカっと開く。

基板はワンチップで、メインの SoCは Chip on Board実装で樹脂で封止されている。
ネットの情報によると IOB1~3のジャンパの組み合わせでゲームが 6タイトル選択というので
試してみたら本当に選択できた。
プログラムは8ピン SPIフラッシュ GigaDevice GD25Q80CSIG(8Mb Winbond W25Q80互換)に入っていて、
チューチューして調べてみると NESのバイナリがそのまんま入っているっぽい。 CPUはファミコン互換みたいだ。

0x70000以降の初期化展開ルーチンっぽい部分のどこか、恐らくマッパーとアロケーション情報の
テーブルが格納されていて、うまくすると好きなタイトルを Flashに焼いて遊べるのか知らん。
ちなみに 8Mbのうち使用されているのは前半の 4Mbだけ。

[メモリマップ]
0x00000 RollingT PRG 128K
0x20000 RollingT CHR 128K
0x40000 Pac-Man PRG 16K
0x44000 Pac-Man CHR 8K
0x46000 Mappy CHR 8K
0x48000 Mappy PRG 16K
0x4c000 DigDug PRG 16K
0x50000 DigDug CHR 8K
0x52000 Galaga CHR 8K
0x54000 Galaga PRG 16K
0x58000 ???? PRG
0x5c000 Galaxian CHR 8K
0x5a000 Galaxian PRG 32K
0x60000 ???? CHR
0x70000 ???? PRG






ボタン押しながら起動セレクトMOD。
IOBの設定は起動時にしか見に行かないので、同時に押せるB, DOWN, RIGHTへ接続。
ジャンパはオープン=Low、キーパッドはオープン Highなので、NOTゲートで反転接続。


絶対位置 1064 - 1064

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